岩手県大船渡市のワカメ漁が山火事の影響で打撃を受け、「綾里ワカメ大作戦」がボランティアを募り支援活動を展開。地域復興の兆しが見え始めています。
要約すると岩手県大船渡市で、山林火災の影響を受けたワカメ漁が大打撃を受けている中、地元の男性、阿部正幸さん(42)が立ち上げた「綾里ワカメ大作戦!」が注目を集めています。
このプロジェクトは、避難指示により収穫が遅れた漁師たちを支援するために全国からボランティアを募り、地域の復興に向けた取り組みを進めています。
ワカメ漁のシーズンは短く、漁師たちは遅れを取り戻すために急ピッチで作業を行っています。
阿部さんは、東北の1次産業やその生産者を紹介する情報誌「東北食べる通信」の編集長を務める傍ら、地元水産物を販売するオンラインショップも運営しています。
彼は日頃から漁師たちと交流を深めており、迅速に支援活動を開始することができました。
山林火災では、阿部さんの自宅にも火が迫り、避難指示が出されるなど不安な日々を過ごしましたが、漁師たちへの影響が心に重くのしかかりました。
彼は「少しでも収入を上げないと」との思いからプロジェクトを発足し、特設サイトでボランティアを募集しました。
プロジェクトには多くの反響があり、首都圏の大学生などからの申し込みも寄せられました。
ボランティアは3月18日から順次派遣され、漁師たちとの交流を通じて心の癒やしにもなっています。
阿部さんは、漁業体験イベントなども計画しており、災害をきっかけに地域のファンづくりを進めることが重要だと語っています。
地域の活気を取り戻すための新たな取り組みが始まっているのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0a61e84eca9cc2510971fae2bdf3b9ae81fd1277