ChatGPTの利用者が5億人を突破し、スタジオジブリ風の画像生成が人気の要因として注目されています。
2022年11月に公開されたChatGPTは、わずか2年4カ月で利用者が3億5000万人から30%増加し、2000万人以上の有料サービス利用者を抱えるまでに成長しました。
この急増の背景には、OpenAIが新たなAIモデルや機能を次々と発表したことがあります。
特に今年に入ってからは、推論に特化した軽量版AIモデル「o3-mini」や、AIが人間のようにウェブ検索を行う「オペレーター」機能が提供され、ユーザーの利便性が向上しました。
また、AIが専門的な報告書を作成できる「ディープリサーチ」機能や、感情知能に優れた「GPT-4.5」のリリースも話題となりました。
さらに、スタジオジブリやディズニーのスタイルを再現する新しい「ChatGPT-4o画像生成モデル」が公開され、これが特に人気を集めています。
この機能により、有料ユーザーはもちろん、無料ユーザーも1日に最大3枚の画像を生成可能です。
OpenAIのCEOであるサム・アルトマンは、利用者数の急増について「この1時間で100万人増えた」と報告し、2022年の公開からの成長速度がさらに加速していることを示しています。
加えて、OpenAIはソフトバンクグループからの大規模な投資を受け、企業価値が3000億ドルに達する見込みです。
ブルームバーグは、OpenAIが2029年までに1250億ドルの売上を達成するとの予測も報じています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/79246fc2f8ca373d509d7aefc5cfba332ed653cc
ChatGPTの利用者数が5億人を突破し、特にジブリ風の画像生成が注目を集めたことに対するコメントが多く寄せられました。
多くの人が、こういった「~風」の画像が簡単に生成できることに驚いていました。
特に、今後はOpenAIよりも小さなオープンソースのモデルが登場し、さまざまなスタイルの画像が生成できるようになるとの見解もありました。
一方で、ジブリ風の画像生成に対して著作権の問題が指摘されることもあり、特にファンとしては原作者への敬意が欠けているとの意見がありました。
過去の偉大な芸術家の作風が短時間で模倣されることに対して、複雑な感情を抱く人も多かったようです。
また、商業利用に関しては、大手クリエイターからの声明を求める声もあり、線引きが曖昧になることへの懸念が示されていました。
さらに、ジブリを模倣した作品が本当にジブリ風と言えるのか、過去の作品と比較する意見もありました。
全体として、技術の進化による創造性の解放と、著作権やオリジナリティの問題が交錯する中で、利用者たちのさまざまな視点が浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
こういった「~風」の画像の生成はDeepSeekのような軽いモデルでも当然、できる。
偉大な芸術家が作り上げた作風が数時間でコピーされ、原作者への敬意もない一般人によって濫用される。
大手クリエイターが声明を出すことで、使わせないことは無理でも一定の節度を持って使わせることを意識させることは出来る。
スタジオジブリ風というより、昔のディズニー風じゃね?
これは今までの歴史を学習してきた結果、オリジナルは超えられない。