ハンガリーがネタニヤフ首相の訪問を受けてICCから脱退を表明。ICCの逮捕状を批判し、ハンガリーはイスラエルを強力に支持している。
オルバン首相は、ブダペストでの共同記者会見で、この決定を発表し、ICCが「政治的な道具」と化しているため、同国は今後ICCでの役割を果たしたくないと述べた。
ネタニヤフ首相はこの決断を「勇敢で道義に基づくもの」と称賛し、ハンガリーがイスラエルを「誇りを持って」支持していることを強調した。
ICCは昨年5月、ネタニヤフ氏やイスラエルのガラント前国防相、ハマスの指導者らに対して逮捕状を発行しており、ネタニヤフ氏には戦争犯罪に関与する合理的な根拠が存在するとしている。
具体的には「戦争の手段としての飢餓の利用」や「人道への罪」に関連する行為が指摘されている。
ネタニヤフ氏はこの逮捕状を「不合理で反ユダヤ的」と否定し、過去の首相府もこの告発を拒絶している。
ICCには独自の法執行権がなく、逮捕状の対象者の拘束や移送は加盟国に委ねられている。
ハンガリーは2002年にICC規定に署名した国であり、理論上はネタニヤフ氏を拘束する義務があるが、彼はブダペストでの歓迎を受けている。
ハンガリーは欧州で最も強固なイスラエルの同盟国の一つであり、国民の多くが強い親イスラエル感情を持っている。
2023年10月7日にイスラエルがハマスの奇襲を受けた際には、ブダペストの至る所で犠牲者を追悼するポスターが掲示された。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f2fd417fca74e889874bad6bca0017b0ac40f6f5
ハンガリーがネタニヤフ首相を迎え入れ、ICCからの脱退を決めたことに対するコメントは多岐にわたりました。
多くの人が、国際的なルールや秩序の重要性について懸念を示し、特にハンガリーの行動が国際社会に与える影響を憂慮していました。
コメントの中には、国際条約が都合に応じて破棄されることへの不安や、自国防衛の必要性を強調する意見もありました。
また、世界が互いに憎しみ合い、緊張が高まっている現状を指摘し、将来的に大規模な衝突が起こるのではないかという懸念も見受けられました。
さらに、EU内でのハンガリーに対する批判が少ないことに疑問を呈する意見や、ハンガリーがイスラエルと良好な関係を築いていることを評価する声もありました。
全体として、国際社会のルールや秩序が薄れていることへの危機感が強く、歴史が繰り返されるのではないかという不安が広がっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
ICCがどのような組織であれ、国境を越えた取り決めを委ねることに同意した各国が加盟している。
何となくですが、世界人口が80億を超えた今、世界は互いに憎み合い、フラストレーションを抱えてガスがどんどんと溜まっている。
普段はハンガリー批判ばっかしてるEUの奴らが静かだな。
国際条約なんて都合が悪くなればいつでも破棄される。
今や世界秩序は薄れ、それぞれの国が好き勝手に自国の利益のみを考えるようになってしまった。