首都高パトロールの新たな「黄バイ」としてBMW F900XRが導入され、山手トンネルの安全を守る役割を果たします。
要約すると2025年3月28日から30日まで開催された『第52回東京モーターサイクルショー』では、首都高パトロール株式会社の「バイク隊」が使用する新しいパトロール車両、通称「黄バイ」が展示されました。
この黄バイは、BMWのF900XRで、昨年末から配備が始まった最新のオートバイです。
首都高の安全を守るため、主に山手トンネルのパトロールに使用され、渋滞や災害時の避難誘導など、重要な役割を果たします。
黄バイは民間企業として初めて緊急指定されたオートバイであり、白バイと同様の装備を備えていますが、特に後ろ向きの拡声器が特徴です。
これまでの黄バイはホンダCB400スーパーボルドールでしたが、生産終了に伴い新たな車両が必要となり、BMW F900XRが選ばれました。
このバイクは高い耐久性や操縦安定性を持ち、ヨーロッパの法執行機関でも採用実績があります。
価格面では、最近の国産バイクの高騰により、BMWの車両が競争入札で最も安価であったため採用されたとのこと。
首都高パトロール株式会社は、今後も老朽化した車両を順次BMWに切り替えていく予定です。
展示された黄バイは、近くで見る機会が少ないため、訪れた人々には貴重な体験となったことでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5867ac727e58df6b71122c603d9180b6cf3b229e