ブリュワーズのマット・アーノルドGMが2023年の年間最優秀エグゼクティブに選出され、主力が抜けた中での地区優勝が評価されました。
これは全30球団のエグゼクティブによる投票で決まるもので、ブリュワーズからの受賞は初めてのことだ。
今季、ブリュワーズは名将クレイグ・カウンセル監督やエース右腕コービン・バーンズがチームを去る中、ナショナルリーグ中地区を独走し、2年連続で地区優勝を果たした。
この成果はアーノルドGMの手腕によるもので、特に開幕前にはほとんど期待されていなかったチームがここまで成長したことが評価された。
アーノルドGMは、メジャーデビュー前の有望株ジャクソン・チューリオと長期契約を結び、FAで強打者リース・ホスキンスを獲得。
また、バーンズとのトレードで好守の若手内野手ジョーイ・オーティズを手に入れた。
しかし、守護神デビン・ウィリアムスの長期離脱など、予想外のトラブルにも見舞われた。
それでもアーノルドGMはチームを立て直し、トバイアス・マイヤーズやジャレッド・ケイニッグ、ブライアン・ハドソンといった選手が活躍。
シーズン中にアーロン・シバーリやフランキー・モンタスを獲得し、93勝を挙げることに成功した。
これにより、ブリュワーズは直近7年間で6度目のポストシーズン進出を果たした。
アーノルドGMの選出は、開幕前の厳しい状況と今季の結果を考慮すれば納得のいくものであり、彼の手腕が高く評価された結果となった。
投票の2位にはロイヤルズのJ・J・ピコーロGM、3位にはガーディアンズのクリス・アントネッティ編成本部長が選ばれた。
年間最優秀エグゼクティブの表彰は2018年から始まり、過去の受賞者にはビリー・ビーンやエリック・二アンダーなどが名を連ねている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9d86882a789988f6d7cc6c0680a44a1bfcec117c