国道158号の斜面崩壊で通行止めが続き、仮復旧計画が進行中。岐阜と福井を結ぶ重要ルートの早期復旧が期待される。
要約すると福井県大野市の国道158号で発生した大規模な斜面崩壊により、通行止めが続いています。
この国道は岐阜県と福井県を結ぶ重要なルートであり、日々約2800台の車両が通行しています。
斜面崩壊は2025年3月19日の早朝に発生し、幅90メートル、高さ100メートルにわたる山肌が崩れ、道路が土砂で埋まる事態となりました。
幸いにも、当時は通行止めであったため人的被害はありませんでした。
国土交通省近畿地方整備局は、仮設の迂回路を設置し、暫定復旧を進める方針を決定しました。
新たな迂回路は約250メートルの延長で、九頭竜川を2度渡る形になります。
仮橋の設置には国が保有する応急組立橋が利用される見込みです。
この仮設道路は「夏休み前」までの開通を目指して進められています。
さらに、本復旧については斜面のボーリング調査を行い、その結果に基づいて対策を検討する予定です。
通行止めが続く国道158号の周辺は険しい山岳地帯であり、近くに県境を越える迂回路がないため、岐阜と福井間の移動には国道417号冠山峠道路や北陸道などへの広域迂回が必要です。
この状況は地域住民や観光客に影響を及ぼしており、早期の復旧が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ef6a8570a97406c243910f31d123cd73f0d1c28c