カンボジアでアフリカオニネズミ「ロニン」が地雷探知のギネス世界記録を更新。109個の地雷と15個の不発弾を発見し、内戦の影響で埋設された爆発物の危険を減少させる活動を行っている。
ロニンは、2021年から2023年にかけて109個の地雷と15個の不発弾を発見し、その業績が認められた。
これは、かつての記録保持者であるアフリカオニネズミ「マガワ」が持っていた記録を超えるもので、マガワは2021年に引退し、2022年に老衰で亡くなった。
カンボジアは、数十年にわたる内戦の影響で約600万個の爆発物が埋設されており、これにより2万人以上が死亡し、45,000人が負傷している。
地雷探知を行う非政府組織「アポポ」は、嗅覚に優れたアフリカオニネズミを訓練し、爆発物を感知する能力を活かして地雷探知任務に従事させている。
ロニンは、テニスコートの広さの区域を約30分で捜索できる能力を持ち、金属探知機を使った場合に比べて作業時間を大幅に短縮できる。
アポポは、このような活動が地雷の危険にさらされている地域の人々にとって、生活を改善する重要な役割を果たしていると強調している。
ロニンは68センチの長さで体重は1.175キロ、アボカドが好きで、性格は真面目でありながらも親切でゆったりしていると紹介されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3428441f6588bd0223d9d31b9134595c3ffd0f2b
アフリカオニネズミ「ロニン」が地雷探知で新記録を達成したことに対するコメントは、驚きや感謝の気持ちが多く表現されていました。
多くの人々は、ネズミという存在を一括りに考えてしまうことがあるが、ロニンのように特別な能力を持つネズミもいることに気づき、彼らの役割を再評価する意義を感じていました。
特に、普通のネズミよりも大きく、長寿であることを指摘する声もあり、ロニンが人間のために地雷を探し出す姿に感銘を受けたようです。
また、地雷探知犬だけでなく、ネズミもこの重要な任務を担っていることに驚く人も多く、彼らの努力を称賛するコメントが寄せられました。
さらに、ロニンの特技や使命感に対して「真のヒーロー」と称える意見もあり、彼の存在が人々に希望を与えていることが伺えました。
全体として、アフリカオニネズミの活躍は、多くの人に新たな視点を与え、ネズミに対する見方を変えるきっかけとなったようです。
ネットコメントを一部抜粋
ネズミという一括りで考えてしまうとカピバラもネズミだから、
人間が作った殺人兵器をこんな小さな動物が探してくれるなんて。
真面目過ぎてて優しい。
そして崇高な使命を受けてる。
何か凛々しいね、日本では厄介者扱いだけどこんな特技があればいいのに。
地雷探知犬は知っていたが、ネズミもいるとは驚いた。