九州で話題の「#さす九」は、男尊女卑の文化を皮肉ったもので、九州特有の問題か疑問が浮上。男女の役割分担は都会と地方の違いに起因している可能性も。
この言葉は「さすが九州」の略で、九州特有の男女の役割分担に対する皮肉を含んでいる。
西日本新聞はこの現象を差別的だと批判し、ネット上では女性たちが「#さす九」の実態を次々と投稿する事態に発展した。
具体的には、九州の大宴会では男性が大広間で酒を楽しむ一方、女性は台所で料理を作り、運ぶ役割を担うという光景が多く見られる。
また、夫が家事をしない、妻に命令をする姑の存在など、九州特有の文化が指摘されている。
筆者は東京出身で現在は佐賀県在住だが、九州のこのような文化が本当に九州だけのものなのか疑問を持つ。
ネット上では東北や北陸の人々からも類似の意見が寄せられており、男女の扱いの違いは「都会vs地方」という構図に起因しているのではないかと考えている。
筆者の実家がある北九州市や現在住む唐津市でも、女性を一段下に見る言葉や風潮が存在し、特に若い女性が雑務をやらされることが多い。
さらに、職場での男女の役割分担に関する古い価値観が残っており、業務効率を考えたとしても「女の子に任せればいい」という発言がまかり通っている。
これらの現象は、九州だけでなく日本全体に広がる問題であり、社会全体での意識改革が求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d4b6df73e94efbf02bec111257dceae0994612f1
九州の男尊女卑文化に関するコメントは、地域特有の文化や時代背景を考慮した意見が多く寄せられました。
多くのコメントが、男尊女卑という言葉が過去のものであり、現在の家庭内での役割分担や育児の実情は多様化していることを指摘しました。
たとえば、育休を取る男性の存在や、家事を女性が一手に引き受けるという固定観念への疑問が上がり、男女ともに様々な役割を担っているという意見がありました。
さらに、九州においても地域差があり、都市部と地方では男女の役割分担に違いがあることが指摘されました。
また、過去の家族構成や世代間の違いが、男尊女卑の考え方に影響を与えているとの意見もありました。
特に、昭和の時代に育った世代と現代の世代では、家事や育児に対する意識が大きく変化していることが強調されました。
全体として、男尊女卑の問題は単純ではなく、地域や個人の背景により異なるため、一概に語ることはできないという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
育休は当たり前だと言う時代ですが、イヤイヤ育休、子育てしてるお父さんもいるでしょうね。
男尊女卑は今は死語の様に思われますが、子育ての大変さはやはり直接関わっている者にしか分かりません。
今においては都会VS地方という形になっているが、根源的には男女雇用機会均等法以前の影響だと思っています。
地元を離れるときに、そういう風習が嫌で、というのが一因にある人は、女性に限らないかもしれません。
九州では父親に刺身が別につきますが、関東と違い料理せずに食べれる手頃な酒の当てだから。