香港立法会議員団が日本視察の報告書を発表し、貿易関係の強化やネオンサイン復活を提案。日本との関係を深める意向を示した。
要約すると2023年3月31日、香港立法会議員団が昨年12月に行った日本視察の報告書が公表され、議員団は日本との関係強化を目指す提案を行った。
立法会の梁君彦議長を中心とする8人の議員は、国会、豊洲市場、横浜中華街などを視察し、日本との貿易関係の重要性を強調した。
2024年には、日本が香港の第7位の貿易相手国となる見込みで、日本からの農林水産物の輸出も増加することが期待されている。
特に、香港における日本の食品の輸入問題が重要な懸案事項となっており、議員団は日本側と科学的な議論を進める意向を示した。
視察では、豊洲市場の運営や衛生面、物流に関する知見を深め、香港に新たに建設中の市場「空運鮮活市集」に活かす計画がある。
また、日清食品の存在感を再認識し、外資系企業の地域ヘッドクオーター設置を促進するための税的優遇策を提案する意向も示した。
日本を訪れる香港人は増加している一方で、日本から香港を訪れる観光客は減少しており、特に2019年の大規模デモ以降の影響が見受けられる。
議員団は、香港の「らしさ」を維持するためにネオンサインの復活を提案し、横浜の中華街や赤レンガ倉庫の事例を参考にする考えを示した。
日本との関係を強化するため、香港特別行政区政府と日本の関係当局の支援を受けて、視察を成功裏に終えたことを報告した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/da302252f26bf389964567f62e32c99a1255e36b