永瀬拓矢九段が名人戦に挑戦、左手には“対局タコ”があり、その努力を象徴しています。藤井名人との対局に向けた意気込みも語りました。
要約すると将棋界の注目を集める永瀬拓矢九段(32)が、藤井聡太名人(21)に挑戦する第83期名人戦七番勝負が4月9日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で始まりました。
永瀬九段は、棋界屈指の努力家として知られ、その証として左手にできた“対局タコ”を持っています。
「タコができるほど対局できて、幸せ」と語る彼の手は、このシリーズでビッグタイトルを獲得できるか注目されます。
かつて“軍曹”と呼ばれた永瀬九段は、将棋に対するストイックな姿勢で知られ、研究熱心であることからもその努力が伺えます。
今期の彼は、順位戦A級で6勝3敗の成績を収め、名人3期の佐藤天彦九段とのプレーオフを経て、名人挑戦権を獲得しました。
藤井名人との王将戦七番勝負では1勝4敗の結果でしたが、「名人戦で対局できるので集中したい」と意気込みを示しています。
忙しい日々を送る永瀬九段は、名人戦開幕局が約1カ月ぶりの対局となる藤井名人に対し、5局の重要対局をこなしています。
将棋界では「ハードスケジュールは強者の証」とされる中、彼の左手にできたタコは、その努力の象徴です。
このタコは、正座での対局時に前傾姿勢で手を着くことでできると考えられています。
普段は軽いものしか持たない彼ですが、タコは明らかに固く盛り上がっています。
「対局がなければ、1カ月で消えてしまう」と語る永瀬九段は、コロナ禍で対局が減った時期にはタコがなかったことを振り返ります。
若き絶対王者に挑む永瀬九段の戦いに、将棋ファンの期待が高まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bae625d0a004f02e805daaf3268b36f61867f20b