熊本環状連絡道路事業化とTSMC進出の影響

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熊本環状連絡道路の事業化が決まり、TSMC進出に伴う地域経済の活性化が期待されています。渋滞解消と物流強化が見込まれています。

要約すると熊本環状連絡道路の事業化が決定し、地域の期待が高まっています。

この道路は、熊本市と大分市を結ぶ中九州横断道路の一部で、国道57号の3.9キロにわたる区間です。

特に、この進展は台湾の半導体大手TSMCが菊陽町に進出することに伴い、熊本県における半導体産業の集積を促進する重要な意味を持ちます。

新たに整備される連絡道路は、菊陽町周辺から熊本都市圏へのアクセスを改善し、渋滞の解消や熊本港を含む物流網の強化が期待されています。

この事業は、長年にわたる地域の要望が実現したもので、関係者は県庁でくす玉を割って祝いました。

具体的には、九州自動車道の熊本北インターチェンジ(仮称)と熊本市西部を貫く熊本西環状道路の下硯川ICを結ぶ形で整備されます。

全線が開通すれば、熊本港までの所要時間が大幅に短縮される見込みです。

総事業費は920億円で、2025年度には調査設計費として1億円が充てられます。

開通時期は未定ですが、熊本北ICから合志IC間は2023年に着工し、合志ICから大津IC間は2024年度までに事業化される予定です。

大西一史市長は、この道路が横断道路と九州自動車道、西環状道路を結ぶ最後のピースであり、開通によって生まれる相乗効果は計り知れないと期待を寄せています。

また、木村敬知事は、TSMCの進出を契機として経済波及効果が熊本だけでなく九州全体に広がるよう、早期完成に全力を尽くすと述べています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8103fec836471d81749d768de2e7b11123672fb3

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