日本全土をカバーする「スターリンク」サービスの開始

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KDDIが新たに「au Starlink Direct」を開始し、日本全土が衛星通信エリアに。料金は当面無料で、圏外でもメッセージ送受信が可能に。

要約するとKDDIは4月10日、日本初の衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」を開始しました。

このサービスにより、日本全土がauの通信エリアとしてカバーされ、特にこれまで通信が困難だった山間部や離島、海上などでも、空が見える場所であればスマートフォンを使ってメッセージの送受信が可能になります。

料金は当面の間無料で、申し込みも不要です。

auユーザー専用のこのサービスでは、SMSやRCS、iMessageの送受信に加え、緊急地震速報や津波警報、国民保護情報(Jアラート)の受信も行えます。

さらに、夏以降にはデータ通信にも対応予定です。

au Starlink Directは、SpaceXの低軌道衛星ブロードバンド「Starlink」を利用しており、専用のアンテナなしで手持ちのスマートフォンから衛星通信が可能です。

これにより、家族や友人との連絡、緊急時の連絡手段として活用が期待されます。

対応機種としては、iPhone 14、15、16シリーズや2023年以降のXperia、2022年以降のGalaxyなど、合計50機種が挙げられています。

スマートフォンが圏外エリアに入ると、自動的にStarlink衛星と接続され、メッセージアプリに「衛星経由でメッセージを送受信できます」という通知が届きます。

これにより、例えば登山中に遭難した場合でも、圏外の場所から知人や家族に位置情報を送信できるため、捜索活動にも役立つと期待されています。

KDDIの社長である松田浩路氏は、当面無料で提供する理由について、auユーザーへの安心感を提供するためであり、サービス収支を考えずにメインブランドとしての価値を高めることを目的としていると述べています。

また、他のキャリアも衛星通信サービスに注力しており、楽天モバイルは2026年に米AST SpaceMobileの衛星を使用したサービスを開始予定です。

NTTドコモとソフトバンクは、成層圏を飛行する電気飛行機を利用した携帯エリア化を進めており、ドコモは2026年の商用化を目指しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3974e96555b4fbce085e20d51e938e8c4047d4de

ネットのコメント

スターリンクサービスの開始に関するコメントは、主に利用者の期待や懸念を反映していました。

特に、遭難時に利用できる位置情報サービスの利点が強調され、アウトドア活動を好む人々にとっては非常に価値のあるサービスであると評価されていました。

一方で、都市部に住む人々はその恩恵をあまり感じないかもしれないとの意見もありました。

また、他社ブランドのユーザーに対してもサービスを提供してほしいという声があり、月額料金を支払ってでも利用できるようにしてほしいという要望が見受けられました。

さらに、スターリンクフォンに対する関心も高く、購入を希望するコメントもありました。

技術的な側面については、スターリンクが日本のメディアに正確に伝わっていないとの指摘があり、誤解を招く表現が多いことが問題視されていました。

加えて、通信インフラの依存性や、イーロン・マスク氏の影響力に対する懸念も見られ、特定の状況下でサービスが停止するリスクを心配する声もありました。

日本国内での自社技術の開発の必要性に関する意見もあり、他国との競争において日本が遅れをとっていることへの懸念が表明されていました。

全体として、スターリンクサービスの導入に対する期待と不安が入り混じったコメントが多く寄せられていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 遭難時に使えるのは心強い。

  • 他社ブランドも使用できるようにしてほしい。

  • スターリンクフォンで接続したい。

  • 日本のメディアは理解不足だ。

  • もっとauのアンテナを増やしてほしい。

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