韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮のミサイル発射が局面転換を狙った挑発行為であると分析。さらなる武力示威の可能性も示唆している。
要約すると韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が発射した新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星19型」に続いて、短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射したことを受け、これが局面転換を狙った行動であるとの分析を発表した。
北朝鮮は、ロシアへの派兵が明らかになった状況を背景に、国際的な関心を薄めるために挑発行為を行っているとされる。
合同参謀本部は、北朝鮮が発射したミサイルが600ミリ超大型放射砲であり、約400キロメートルを飛行したと推定している。
さらに、合同参謀本部は北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する立場を表明し、北朝鮮が孤立を招いていることを強調し、今後の行動について責任を問う姿勢を示した。
北朝鮮専門家は、今回のミサイル発射が米大統領選挙を控えた存在感のアピールであると指摘している。
また、北朝鮮のキム・ヨジョン副部長は、韓米日による共同訓練を「敵対勢力の加重される軍事的脅威」とし、これが核武力強化の正当性を証明すると述べた。
韓米日3カ国は、米戦略爆撃機B1Bが参加した共同空中訓練を実施しており、北朝鮮のミサイル発射はこれに対する反発であると分析されている。
合同参謀本部は、北朝鮮がさらなる武力示威に出る可能性も示唆しており、極超音速ミサイルや潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射準備が進行中であることを伝えている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2ba5c302130c0a578374a809c63dc7da3a7c27f3