九州から北海道へ向かう貨物列車が、150mレールをそのまま輸送する初の試みを実施。先頭には「銀釜」EF81-303が立ち、SNSでも好評を博しています。
この貨物列車の先頭を飾ったのは、愛称「銀釜」として知られるEF81形電気機関車303号機です。
搭載されているのは、北海道新幹線用に整備が進められている150mのレール28本で、これは長さをそのまま保った状態での鉄道輸送が初めての試みです。
これまで、長いレールを輸送する際は25mずつに切断し、船舶やトレーラーを用いて現場で再度溶接していました。
しかし、150mレールをそのまま輸送することで、溶接作業の手間が省け、工期の短縮が可能となります。
また、溶接部がなくなることでレールの品質が向上し、製鉄所から現場までの一貫した鉄道輸送が実現することで、モーダルシフトにも寄与します。
この150mレールは4月21日に長万部の工事現場に到着予定です。
先頭の「銀釜」は1973年から1975年に製造された4両のうちの1両で、303号機は1974年に日立製作所で製造されました。
3月のダイヤ改正で定期運行を終えた後、再び重要な役割を果たすこととなりました。
SNSでは「これはすごい!」「愛されてるなぁ『銀釜』」「機貨車のチョイスが素晴らしい」といった好意的な反応が寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ff2ebbfc7b8d007e2cd6b9f903f3807127680af5
九州から北海道への新たな貨物輸送の試みについてのコメントは、参加者たちの期待感や関心が多く表現されていました。
特に、イベントに関連した特別な運行や初日の運転に対する期待が強調されており、門司機関区のサービス精神に感謝する声もありました。
また、先頭の牽引機に関するコメントでは、EF81の役割や運行区間についての知識が共有され、鉄道ファンの興味を引く内容となっていました。
さらに、鉄道に詳しくない人からも「ニューヨークの地下鉄のようでカッコいい」との意見があり、鉄道の魅力が広く受け入れられていることが伺えました。
技術的な側面についても、150mのレールがカーブを曲がれるのかという疑問が提起され、鉄道技術への興味が示されていました。
最後に、まだ現役であることに驚く声もあり、新たな輸送方法への期待感が高まっていることが感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
イベント絡みとか、運転初日にはネタ釜をだいたい当ててくるので(笑
おそらくEF81のお勤めは北九州貨物ターミナル駅までだったのでしょう。
鉄道に詳しい訳じゃないけど、ニューヨークの地下鉄みたいでカッコいい。
150mのレールをそのまま!?カーブ曲れるんですか?
まだ現役だったんだな。