70歳のNASA飛行士、地球帰還と宇宙滞在の新記録

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NASAのドン・ペティット氏が70歳の誕生日にISSから帰還。累計590日間の宇宙滞在を果たし、現役最年長の宇宙飛行士として新たな記録を樹立しました。

要約すると米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士、ドン・ペティット氏が70歳の誕生日を迎えた日、国際宇宙ステーション(ISS)から地球に帰還しました。

彼は現役宇宙飛行士の中で最年長であり、過去の記録を持つ宇宙飛行士ジョン・グレン氏が77歳で宇宙にいたことを考えると、彼の業績は特に注目に値します。

ペティット氏は、ISSでの7カ月間の滞在を終え、ソユーズ宇宙船「Soyuz MS-26」でカザフスタンに帰還しました。

彼はソーシャルメディアX(旧Twitter)で、地球の裏側に着地することが故郷に帰ることだと語り、感慨深い思いを表現しました。

帰還は米国時間の4月19日で、ISSの「Rassvet」モジュールからドッキングを解除した後、約2時間半で軌道を離れました。

地上ではロシアの回収チームとNASAの医療スタッフが待機し、健康チェックを受けた後、カザフスタンのカラガンダにヘリコプターで移動しました。

ペティット氏はその後、NASAの飛行機でヒューストンに戻る予定です。

彼は過去の宇宙ミッションで無重力環境での飲水デモや科学実験に参加しており、今回の宇宙滞在での累計滞在日数は590日となりました。

1955年生まれのペティット氏は、NASAの宇宙飛行士に選ばれる前はロスアラモス国立研究所でスタッフサイエンティストとして勤務しており、1996年に宇宙飛行士としてのキャリアをスタートしました。

彼は2002年から2012年までに3回のISS滞在を経験し、今回のミッションで4回目の宇宙飛行を果たしました。

彼の長年の経験と貢献は、宇宙科学の発展に大いに寄与しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c6194b778fde4d111fbc46c54c103b2c0a998c39

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