宮崎県が東九州新幹線のPRロゴを募集開始。北九州から宮崎までのアクセス改善が期待され、観光促進に寄与する可能性が高まっています。
この新幹線は、福岡県北九州市から大分県、宮崎県を経由して鹿児島県に至る新たなルートを計画しており、特に宮崎県へのアクセス改善が期待されています。
現在、宮崎県へのアクセスは特急列車や飛行機に頼っており、観光面での不利を解消する手段として注目されています。
2015年の調査によれば、北九州から大分までの所要時間は31分、宮崎までは約80分、鹿児島まで約110分と試算されており、実現すれば高速交通が確保されることになります。
また、並行して進む「東九州自動車道」も都市間輸送の重要な役割を果たしており、両者が競い合う構図となっています。
特に福岡から宮崎へのルートは現在のところ東九州道とは異なるため、新幹線の建設は新たな選択肢を提供することになります。
最近では大分県が「大分県広域交通ネットワーク研究会」を設置し、その整備効果や課題について検討を進めていることからも、東九州新幹線に対する期待が高まっています。
PRロゴマークの募集は2025年1月6日までで、デザインには東九州の特性を反映させ、実現に向けた希望を感じさせるものが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6afb1df92e1bd324d11c5e88dce2659e752cd0c9
コメントの中では、東九州新幹線のPRロゴ募集開始に対する期待感とともに、具体的な懸念が多く寄せられました。
特に、採算性の問題が重要視され、人口減少や既存の交通手段の充実を考慮すると、新幹線の建設は無理があるとの意見が多かったです。
例えば、「採算に乗るかどうかが問題で、並行在来線の存廃問題も絡む」といった指摘がありました。
また、「宮崎は田舎の中では空港へのアクセスが良いので、飛行機が便利」との声もあり、陸路より航空機の利用が現実的だという意見もありました。
さらに、「大分〜宮崎間は秘境路線で、建設費と利用者数が見合わない」との懸念もあり、採算が取れないという声が強調されました。
加えて、「新幹線を無理に建設するよりも、高速道路の整備や既存の特急を活用した方が現実的」との提案もありました。
全体として、東九州新幹線に対する期待と懸念が交錯し、慎重な議論が必要であるとの意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
問題は採算に乗るかどうかです。
人口減少社会で東九州新幹線など採算がとれるはずもないです。
宮崎は田舎の中では空港へのアクセスが抜群に良いです。
大分宮崎間は山岳地帯の秘境路線であり、どう考えても建設費や維持費と利用者数が見合うものではないです。
まずは費用を明らかにすべきでしょう。