2024年1-10月の飲食業倒産が820件に達し、過去最多を記録。物価高や人手不足が影響し、業界の淘汰が進む可能性が高い。
この数字は、2020年の同時期の730件を上回り、過去最多となった。
特に、ラーメン店や焼肉店などを含む「専門料理店」が202件で17.4%増、酒場やビヤホールは156件で13.8%増と、どちらも過去最高の件数を記録している。
また、バーやキャバレー、ナイトクラブの倒産も前年同期比で84.6%増加し、特に酒類を提供する業態が228件で29.5%増と目立つ。
新型コロナウイルス関連の倒産は385件で前年同期比16.6%減少し、飲食業倒産全体に占める割合は46.9%に減少したが、物価高による倒産は49件で4.2%増加し、こちらも過去最多となった。
コロナ禍の影響が薄れつつある一方で、物価の高騰、光熱費の上昇、人件費の高騰が飲食業の収益を圧迫しており、深刻な人手不足も店舗運営に影響を与えている。
こうした状況から、飲食業界の淘汰が続く可能性が高い。
調査は、日本産業分類に基づく飲食業の倒産を集計したものである。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/77b5e04cd14af2ebad278077c67911ff649e9564
飲食業の倒産が820件に達したのは、物価高や人手不足が大きな要因とされました。
特に消費税の負担が重く、コロナ禍での借金を抱えた飲食店が、客足が戻った際に消費税の納税額が膨れ上がり、経営がさらに厳しくなったとのことです。
コメントの中には、外食が贅沢とされる状況が戻りつつあることや、外食の価格が上昇しているため、消費が減少していることが指摘されていました。
また、昭和の時代のように外食を贅沢と感じる傾向が強まっているという意見もありました。
さらに、焼肉屋やラーメン屋の過剰な開店が影響し、飲み屋に行くことが難しくなった人々が多く、外食の頻度が減少していることも明らかになりました。
物価高の影響で家計が厳しくなり、外食を控える家庭が増えていることが多くのコメントで共通して指摘されていました。
老舗店が次々と倒産する状況は、長引く円安や物価高の影響を受けているとされ、政府の政策に対する疑問の声も上がっていました。
全体として、飲食業界の厳しい現状が浮き彫りになり、今後の経営環境が心配される内容が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
赤字でも消費税の納税は待ったなし。
昭和の昔みたいに外食は贅沢に戻りつつあるようだ。
飲み屋等は乗り気ではないのに仕方なく付き合いで行っていた。
全ての価格が値上がりしている昨今なので市場消費力が衰えている。
単純に値段が高い。
ラーメンが1000円超えてるとかありえない。