BMWとNTTデータがルーマニアにITハブを設立。2024年には250人、2027年までに1000人規模を目指し、優秀なエンジニア確保を図る。
要約するとドイツの自動車メーカーBMWとNTTデータが、2024年9月にルーマニアのクルージュ＝ナポカに子会社を設立することを発表しました。
この子会社は、両社の出資比率が50:50で、ITやソフトウェアの国際ネットワークのハブとして機能する予定です。
初期段階では約250人のソフトウェアエンジニアを雇用し、2027年までに1000人以上の体制を目指しています。
クルージュ＝ナポカは、ルーマニアの北西部に位置する人口約32万人の都市で、教育・研究の中心地として知られ、「ルーマニアのシリコンバレー」とも称されています。
この地域には、すでにNTTデータ・ルーマニアの本拠地があり、ITハブ設立に適した環境が整っています。
BMWはすでにドイツ、ポルトガル、南アフリカ、中国などにITハブを設置しており、全世界で1万1000人以上のエンジニアが働いています。
今後はインドにもセンターを設置する計画です。
急速に進化するITやAIの分野では、優秀なエンジニアの確保が重要であり、地域を問わず人材を集めるためにITハブが有効です。
BMWは、プロセスマップを通じて各地域のITハブにテーマを割り振り、ルーマニアのハブではEUの法令や複雑なサプライチェーンを考慮したモジュールの構築に取り組む予定です。
これにより、BMWはグローバルな競争力を高め、効率的なソフトウェア開発を実現しようとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c189b19f93be3a823ed09bac82fe98c40cddebf7