BMWが320dとX3のリコールを発表。冷却水漏れが発生する可能性があり、最悪の場合火災の危険も。対象は2014年から2015年製造の65台。
要約するとBMWジャパンは、10月30日にBMW『320d』と『X3 xDrive20d』のリコールを発表しました。
対象となるのは、2014年7月9日から2015年12月3日までに製造された計65台です。
このリコールは、エンジンの排気ガス再循環装置（EGR）モジュールにおいて、経年変化により冷却水が漏れる可能性があるためです。
漏れが発生すると、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混ざり、EGRモジュール内部に堆積物が形成されます。
この堆積物が高温となり、インテークマニホールドに流入して付着することで、最終的にはインテークマニホールドが溶損する危険性があります。
最悪の場合、車両火災に至る可能性もあるため、非常に深刻な問題です。
BMWはこの問題に対処するため、対象車両のEGRモジュールを対策品に交換し、インテークマニホールドの状態を確認します。
もし損傷が確認された場合は、新品と交換することになります。
なお、現在までにこの不具合による事故は報告されておらず、件数も0件となっています。
このリコールは、2023年7月26日に行われたリコールの対象範囲を拡大する形での届け出となっています。
BMWは顧客の安全を最優先に考え、迅速な対応を行うことを約束しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/74ef681def2d9a7175ed84170349fe87cb113405