ラピダスが米国で半導体人材を育成するプログラムを発表。5年間で200人を目指し、2025年から募集開始。
要約すると半導体受託生産新興企業のラピダスが参加する最先端半導体技術センター(LSTC)は、米国のシリコンバレーやテキサス州で日本の半導体人材を育成するプログラムを発表しました。
このプロジェクトは、北米の半導体設計企業テンストレントUSAと協力し、現任訓練(OJT)を通じて行われます。
日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が予算を組み、2025年初頭からの人材募集を予定しています。
目標は5年間で200人の技術者を育成し、特に1桁台のナノメートルプロセスの半導体設計が可能な人材を育てることです。
LSTCの理事長でラピダスの取締役会長を務める東哲郎氏は、米国でのOJTを通じて新たな産業を創出するための人材育成を目指していると述べています。
また、東京大学の池田誠教授は、30年前の日本企業が行っていたOJTによる人材育成の復活を目指していると語りました。
テンストレントUSAのCEOジム・ケラー氏は、日本の技術者からの業務成果を期待し、学生には将来的に東京拠点のエンジニアリングチームに参加してもらいたいと述べています。
この取り組みは、日本の半導体産業の競争力を強化するための重要なステップと位置づけられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/117802cf8ce0b94142127bedd7a164e883bebc12