寒さが増す中、暖房器具による火災が急増。NITEが指摘する「やってはいけない」使い方を知り、火災を防ぐことが重要。
要約すると寒さが厳しくなる季節、暖房器具の使用が増える中で、火災のリスクも高まっている。
特に、暖房器具が原因の火災が11月から急増しており、NITE(製品評価技術基盤機構)は「やってはいけない」使い方を警告している。
例えば、石油ストーブの誤った使い方として、火をつけたまま灯油を補充することが挙げられる。
給油口のふたがしっかり閉まっていないと灯油がこぼれ、そのまま発火する危険がある。
また、火を消した後でも余熱が残っている場合、こぼれた灯油が発火する可能性もある。
特に高齢者はこのような誤使用を起こしやすいと言われている。
さらに、電気ストーブでは、布団の近くに置いたまま寝てしまうと、布団がストーブに接触して火が上がることがある。
洗濯物を早く乾かそうとストーブの近くに置くことも危険で、タオルがストーブに接触し、次々と火が移る事例も報告されている。
過去5年間で暖房器具が原因の火災は582件発生しており、特に11月からの増加が顕著である。
火災を防ぐためには、暖房器具と周囲の物との距離を十分に取り、使用前に点検を行うことが重要である。
寒い季節だからこそ、暖房器具の正しい使い方を心掛け、火災を未然に防ぐ努力が求められる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7847d85421e7df004637fb52344e16114f1c8ad5