ドイツ軍の新型戦車「レオパルト2A7 A1」が公開され、アクティブ防御システム「トロフィー」を搭載。2025年に配備予定で、リトアニアに配備される見込みです。
この戦車は2025年にドイツ陸軍に配備される予定で、現在運用中の「レオパルト2A7」の砲塔に新たにアクティブ防御システム「トロフィー」を搭載しています。
「トロフィー」は敵の攻撃をレーダーで感知し、迎撃用の散弾を発射することで防御を強化します。
このシステムの搭載により、20kWの発電ユニットが追加され、ディーゼルエンジンの冷却機能も向上しています。
また、「トロフィー」は車載コンピューターや戦場管理システムと統合され、高い標的探知能力を持つことが特徴です。
「レオパルト2A7 A1」は、ドイツ陸軍に計17両が納入される計画で、リトアニアの駐留部隊に配備される見込みです。
なお、この戦車は「レオパルト2A8」の配備が進むまでの暫定的な役割を果たすとされており、「レオパルト2A8」にはウクライナ侵攻以降の戦訓が反映され、自爆ドローンなどに対する防御能力が強化されています。
新型戦車の公開は、ドイツ軍の防衛力強化に向けた重要なステップといえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c3f9c16ec4f9a3c2faf1bb5b5c8482c7ac63046b
ドイツ軍の新型戦車「レオパルト2A7 A1」に関するコメントは、性能や設計に対するさまざまな意見が寄せられました。
特に、戦車の砲塔形状がアクティブ防御システム(APS)の性能に影響を与えているという指摘がありました。
メルカバMK4との比較を通じて、砲塔の設計が戦車の防御能力にどう影響するかが議論されました。
コメントの中には、レオパルト2が限界を超えているにもかかわらず、性能向上のために新たなAPSを追加するだけで買い手が満足するという意見もあり、売り手市場の特徴が示されていました。
さらに、海外の兵器が最新の戦訓を取り入れてアップデートされていることに対して、日本の90式や10式も同様に改良が必要だとの声が上がっていました。
特に、10式戦車がアクティブ防御システムを持たないことや、リモートウェポンステーションがないことが懸念され、現代戦における競争力を確保するためのアップデートの重要性が強調されていました。
最後に、レオパルト2の砲塔形状に対する個別の好みや設計上の疑問もあり、戦車に対する関心の高さが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
トロフィー等の西側APSの性能達成率は砲塔形態に大きく由来しますが。
海外は現有兵器をアップデートし、最新の戦訓を取り入れている。
初期型とは別物に近いが、このままだと半世紀にわたって使用されそう。
レオパルト2も息が長いが、砲塔を新型に換装した方が良いかもしれない。
自衛隊の10式は、アクティブ防御システムが無いのはお寒い状況ですね。