上海でアニメグッズを中心にした老舗デパートが復活し、若者の交流の場となっています。アニメ産業の成長が期待され、ファンの数は5億人に上ります。
特に「百聯ZX」ビルは、全面リニューアルを経て、アニメや漫画のグッズで溢れる場所となり、中国のアニメファンにとって憧れのスポット、「上海の秋葉原」として知られるようになりました。
ビル内に入ると、様々なアニメ関連商品が並び、訪れるファンの多さに驚かされます。
百聯ZXの副総経理、銭駿傑氏は、予想を上回る売上を記録し、多くのファンが「第二の家」として頻繁に訪れ、交流を楽しんでいると語っています。
中国ではアニメや漫画は「二次元」と呼ばれ、特に日本の作品が人気を博しており、ファンの数は5億人に達するという試算もあります。
また、他の老舗デパートも若者向けのグッズを集めたフロアを新設し、売上を2割増加させるなど、アニメ関連商品の需要が高まっています。
これにより、アニメや漫画の産業が消費成長の重要な分野として期待されています。
上海のデパートは、単なる買い物の場を超え、ファン同士の交流の場としても機能しており、今後の成長が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a9bd9c7247e462192a227398ba1571f0acbd2ce0
上海の老舗デパートがアニメグッズを扱うことで復活したというニュースに対して、さまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、日本のアニメ人気は依然として高いものの、中国国内のアニメ制作も質が向上しているという指摘がありました。
特に「ロシャオヘイ」といった作品が日本のファンに人気を博していることが挙げられ、日本文化だけに頼っていては追い越される可能性があると警鐘を鳴らす声もありました。
しかし、中国においては「当局」の制約があるため、自由な表現が難しいことや、パチモン文化が根強いことに対する懸念もありました。
さらに、デパートに並ぶ商品が海賊版である可能性を指摘するコメントも見受けられ、消費者の不安が表れていました。
このように、アニメグッズの復活には期待が寄せられる一方で、文化的な課題や倫理的な問題も浮き彫りになったという印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
日本のアニメ人気はもちろんあると思う。
中国国内のアニメのレベルも相当上がってきていました。
海賊版商品いっぱいありそうだな。
結局日本の文化に頼る中華人民共和国。
自由な表現ができないことが問題だと思いました。