パナソニックHD、減益もAI事業は好調

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パナソニックHDが2024年9月中間決算を発表し、純利益が前年同期比34.5%減の1889億円に。AI関連事業は好調だが、EV向け事業は売上減少。業績予想は据え置き。

要約するとパナソニックホールディングス(HD)は、2024年9月の中間決算を発表し、純利益が前年同期比34.5%減の1889億円となり、2年ぶりの減益を記録した。

前年同期は関連子会社の解散により法人税負担が減少し、利益が押し上げられていたため、今回の結果はその反動によるものだ。

売上高は3.2%増の4兆2513億円と成長を示したが、利益面では厳しい状況が続いている。

特に、生成AIサーバー向けの電子部品は前年同期比で約1.9倍の成長を見せており、同社のAI関連事業は好調である。

年間見通しも当初の270億円から350億円に引き上げられた。

一方で、電気自動車(EV)向けの車載電池事業は北米市場での売上が減少し、国内工場の需要も低迷している。

自動車部品を含むオートモーティブ部門では、中国市場での販売不振が影響し、減収となった。

梅田博和最高財務責任者(CFO)は、オンライン決算会見で「生成AI関連は今後も成長が期待でき、需要を取り込むべく対応の強化を図る」と述べ、今後の展望に期待を寄せた。

25年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比1.2%増の8兆6千億円、純利益は同30.2%減の3100億円と据え置かれている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cdd3bd6640502b10e7ee6ceb428af39d13bfe246

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