岐阜の博石館が伝える被爆石の平和のメッセージ

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岐阜県中津川市の博石館で展示される広島と長崎の被爆石が、平和のメッセージを伝えている。被爆者の体験を受け継ぎ、訪問者からの浄財も寄付される。

要約すると広島と長崎に投下された原子爆弾の影響を伝える被爆石が、岐阜県中津川市の「博石館」に展示されている。

この施設は1986年に開館し、年間約15万人が訪れる人気の観光地である。

展示されている被爆石は、広島市役所の旧市庁舎の一部と長崎の護岸の石で、いずれも原爆の熱線によって変色している。

被爆石が中津川市に展示されることになった背景には、博石館の開館に深く関わった岩本哲臣さんの母、由紀枝さんの被爆体験がある。

由紀枝さんは1945年8月、広島で被爆し、その体験を息子に伝えたと推測されている。

1985年、哲臣さんは広島市役所の解体に際し、石材の寄贈をお願いし、母から受け継いだ平和への思いがその行動を促した。

1992年には長崎の護岸の石も譲り受け、広島と長崎の被爆石が揃うこととなった。

博石館では、訪れる人々が平和への思いを込めて硬貨を置くことがあり、これらは「浄財」として毎年両市に寄付されている。

このように、被爆石は単なる石ではなく、平和のメッセージを伝える重要な役割を果たしている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/123ac531608d4b7520bf57f7bde5b4dc644ab733

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