日本人になりすましたロシア人の男が、30年以上にわたり諜報活動を行っていた疑惑が浮上。警視庁が捜索を行い、驚くべき手法が明らかに。
この男は昭和40年代に福島県で失踪した男性の身分を乗っ取り、背乗りを行って日本社会に溶け込みました。
彼はロシアの対外情報局SVRに所属していたとされ、東京都内の貿易会社に就職し、海外出張を口実に国内外を行き来しながら、政治、経済、軍事に関する情報を収集していたと考えられています。
男は日本人女性と結婚し、表向きは一般的な商社マンとしての生活を送っていました。
警視庁公安部は平成9年に男の住居を捜索し、彼の驚くべきスパイ活動の一端を明らかにしました。
男は自宅で高性能短波ラジオを使いモールス信号を受信し、指示を受け取っていたほか、窓や机の引き出しに髪の毛を置くことで不在の際の侵入を確認する仕組みを整えていました。
また、神社仏閣や墓地などにマイクロフィルムを隠し、情報を渡す「デッド・ドロップ・コンタクト」手法を用いていたことも判明しています。
公安部は彼を偽のパスポートで出入国したとして国際手配しましたが、男は中国の北京に出国したまま日本に戻らず、最終的に氏名不詳のまま書類送検されました。
この事件は、長期間にわたるスパイ活動の実態と、その巧妙さを浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/600e692b2fd4f7a3d10b923c39c2adcdb33f8e71
コメントの内容では、30年以上にわたるスパイ活動についての報道がなされたことに対して、スパイ防止法が存在しない日本では、現在も多くの諜報員が活動しているのではないかという懸念が示されていました。
また、特定の地域や国についての知識を深めるきっかけになったという意見もあり、ブリヤート共和国に関する情報や、北朝鮮の兵士がブリヤート人になりすましている事例が挙げられました。
さらに、日本政府がスパイ防止法を制定しないことに対する不満も多く、法律が必要であるとの声が強調されていました。
政府の無能さを指摘する意見や、国会議員にスパイが入り込んでいるのではないかという疑念も浮かび上がり、国の安全保障に対する危機感が表現されていました。
全体的に、国の安全に対する懸念や、スパイ活動の影響を考える必要があるとの意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
こんな話しが何になって報道されているのか？
日本はスパイ防止法が無いからだよ、早く法律で定めた方が良い。
結婚してるのに驚き、サラリーマンを装い海外を行き来する。
日本は相手の素性を調べようとすることはあまりないからね。
スパイ防止法を何故作らないのか？国の安全保障には絶対必要のはず！