サイコパス傾向が活躍する職業と犯罪心理の関係を解説
法政大学の越智啓太教授の著書『眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学』を基に、犯罪を犯しやすい性格の特徴が解説されており、特にサイコパス傾向が注目されています。
サイコパスは、極端な自己中心性や衝動性を持つ人格障害であり、無責任さや共感性の欠如、罪悪感の欠如といった特徴が見られます。
これにより、彼らは他人を顧みることなく自分の欲求を追求し、時には犯罪行為に走ることもあります。
記事では、犯罪を犯しやすい性格特性として「敵意帰属バイアス」「敵意的反芻傾向」「セルフコントロールの欠如」「生涯持続型反社会性」などが挙げられています。
これらの特性は、外部の刺激を自己に対する攻撃と捉えたり、怒りを持続させたりする傾向があり、特にサイコパスは他人を道具のように扱う非道徳的な行動を取ることが多いとされています。
サイコパス傾向を持つ人々は、表面的には魅力的に見えることもありますが、その内面には冷酷さが潜んでいます。
このような性格特性が、特定の職業において「活躍しやすい」とされる理由は、リスクを恐れず冷静に行動できるためです。
犯罪の心理学的な側面を理解することは、社会問題に対する対策を講じる上でも重要です。
サイコパス傾向の理解を深めることで、犯罪防止に繋がる可能性があると考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6e13c6330c5a77e056c6c3834281a77e07359f8f
コメントでは、サイコパス傾向が活躍する職業についてのさまざまな意見が寄せられました。
特に、ホテル業界で成功者と接した経験を持つ方が、自らをサイコパスだと認識している人々の存在について言及し、その背景には多くの敗者がいることを示唆していました。
また、冷静沈着な判断力が求められる職業にはサイコパス傾向が向いている一方で、危険な職業であるため死のリスクも高いとの意見もありました。
さらに、サイコパスの特性が必ずしも犯罪に結びつかない一方で、共感性の欠如が社会に与える影響についても懸念が表明されました。
職場での人間関係においては、サイコパス的な性格の人が調子に乗りやすく、最終的には自滅するケースが多いとの指摘もありました。
加えて、サイコパスが決定権を持つ立場にいることで周囲が疲弊する可能性があるため、感情的知性(EQ)の重要性を訴える声もありました。
全体として、サイコパスの特性が社会においてどのように機能するかについての議論がなされ、職業選択や人間関係のあり方に対する考察が深まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
ホテル業界にいた時、内外のいわゆる成功者という方々にお会いすることも。
恐怖を感じず、常に冷静沈着で理屈で正しい行動をする。
サイコパスが直ちに犯罪には繋がらずに、その傾向が社会に有益に働く事もある。
罪悪感のない人が決める側や上にいると周りが疲弊してほんと悪くなっていく。
試験だけで上に行ける公務員。
頭の切れるサイコパスにとっては天国。