ロシアの反体制派ナワリヌイ氏が独メルケル元首相の訪問に感銘を受け、プーチン政権への抵抗を続ける意志を新たにした。彼の著書や入院生活のエピソードが注目されている。
ナワリヌイ氏は、プーチン政権の独裁政治を暴露する著書『PATRIOT プーチンを追い詰めた男 最後の手記』を発表し、その中で自らの政治活動や入院生活について語っている。
彼は1976年にモスクワ近郊で生まれ、チェルノブイリ原発事故やアフガニスタン侵攻、ソ連崩壊といった歴史的出来事を目の当たりにし、腐敗した政治体制に対する怒りを募らせてきた。
ナワリヌイ氏は、プーチン政権に対抗するために大統領選にも出馬し、「プーチンが最も恐れる男」として知られるようになったが、今年2月に獄中で命を落とした。
彼が入院していたシャリテ病院を退院する際、メルケル元首相が訪問し、彼の命を救うために尽力したことを伝えた。
ナワリヌイ氏は、メルケルとの会談を通じて、彼女のロシア政治に関する豊富な知識に驚き、感動したと述べている。
メルケルの訪問は、プーチン政権に対する強いメッセージでもあり、ナワリヌイ氏は彼女に感謝の意を示した。
退院後、ナワリヌイ氏は早くロシアに戻りたいと考えていたが、妻のユリアに勧められ、完全に回復するまでドイツに留まることを決めた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d92e2975d96082874d3e4d4e326d7d4480f5f4f1
ナワリヌイ氏とメルケル元首相の再会に関するネットのコメントは、感動的な瞬間を称賛する意見が多く見られました。
多くの人々がこの再会を喜び、ナワリヌイ氏の勇気を称賛する一方で、彼の帰国に対する懸念や不安も強く表現されていました。
特に、ナワリヌイ氏がモスクワに戻ることに対しては、彼の安全を心配する声が目立ちました。
プーチン政権下でのリスクや、彼が反体制派として直面する危険について指摘するコメントが多く、政治的な状況に対する理解が深まる内容が多かったです。
また、ナワリヌイ氏がドイツに留まる選択肢についての意見もあり、彼の帰国が果たして正しい選択なのかと疑問を呈するコメントもありました。
このように、再会の感動と同時に、ナワリヌイ氏の今後に対する不安や懸念が強く表れていたことが特徴的でした。
ネットコメントを一部抜粋
講談社さん、あまり売れないと踏んでネットで相当、内容を出してしまうつもりでしょうか。
自殺行為だよモスクワに戻って家族とクリスマスを祝うとか。
なんかズレてるよね、反体制派と言えども考えが甘かったのかな。
ずっとドイツにいて、プーチンが死んでからモスクワに戻れば良かっただけ。
考えが甘い。
ナワリヌイ氏も妻もね。