トヨタがSEMAショーで現代版セリカ「GR86ラリー・レガシー・コンセプト」を公開。デザインや性能に高評価、市販化への期待も高まる。
要約するとトヨタは、2024年11月5日に米国ラスベガスで開催された「SEMAショー2024」において、カスタムカー「GR86ラリー・レガシー・コンセプト」を公開しました。
このモデルは、往年のラリーカー「セリカGT-FOUR」をモチーフにしており、特に注目を集めたのはその制作過程がYouTubeで公開されていたことです。
GR86をベースに、GRカローラの3気筒ターボチャージャーGR-FOUR AWDドライブトレインを移植し、4WD化を実現しています。
デザインはラリーカーらしくカスタマイズされ、明るい白を基調に、伝統的な赤と緑のカラーパレットが施されています。
さらに、トヨタガズーレーシングのロゴや大きな赤いラリーマッドフラップ、カスタムエキゾースト、セリカGT-FOURを思わせるスポイラーが装備され、ヴィンテージラリーの雰囲気を醸し出しています。
コックピット内は明るい白で塗装され、赤い6点のレーシングハーネスが特徴です。
トヨタ自動車北米のポール・ドルシャール氏は、プロジェクトの目的として「ラリーステージや人気のあるレーシングビデオゲームで愛好家が賞賛した伝説的なラリーカーの思い出を呼び起こすこと」を挙げています。
しかし、このカスタムカーは一般流通には適さず、市販化には課題があることも指摘されています。
SNSでは、そのデザインや走行性能に対する高い評価が寄せられ、特に「GR86 GT-FOUR」としての市販化を望む声も多く見られます。
トヨタの今後の動向に注目が集まる中、GR86ラリー・レガシー・コンセプトはファンの期待を一身に背負っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d7d93917e893c2cd46a7ec67155711ed3cb5ddfc