伊藤忠食品が主催する「第11回商業高校フードグランプリ」で、姫路商業高校の「ふわ姫パン」が文部科学大臣賞を受賞しました。災害備蓄用の缶詰パンとして、地域の特産品を活かした商品です。
要約すると伊藤忠食品が主催する「第11回商業高校フードグランプリ」が11月3日に東京・池袋サンシャインシティで開催され、全国の高校生がプロデュースした食の商品コンテストが行われました。
本選には、商業高校や食品の商品開発を行う高校から選ばれた6校が参加し、各校が開発した6商品が出展されました。
応募総数は全国39校から51商品で、予選を勝ち抜いた6校が本選に進出しました。
当日は試食販売や来場者投票、プレゼンテーション審査が行われ、高校生たちは自分たちの開発した商品の魅力や地域への思いを熱心にアピールしました。
特に、兵庫県立姫路商業高校の「ふわ姫パン」は、文部科学大臣賞(大賞)とプレゼンテーション優秀賞を受賞しました。
この商品は、阪神淡路大震災と東日本大震災の被災地である両校が連携して開発した災害備蓄用の缶詰パンで、手軽に美味しく食べられることをコンセプトにしています。
また、地産地消や食品ロス削減を意識した食材が使用されており、兵庫県産の卵と宮城県産の苺が特徴的です。
さらに、仙台市立仙台商業高等学校の「いぎなしすげえ!! たけの米ん」も特別審査員賞とクロネコヤマト地域貢献賞を受賞し、米粉を使ったグルテンフリーの麺と、形が崩れたたけのこを使用した商品が評価されました。
大会の模様は後日、オンデマンドで配信される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2f8261ed7dc155ad2c3af0b6154c507b60313ff5