国際会議COP29で、2023年の世界のCO2排出量が過去最高の374億トンに達するという予測が発表されました。気候変動対策の重要性が再確認されています。
要約すると国際会議「COP29」がアゼルバイジャンで開催され、ここで発表された予測によれば、2023年の世界の二酸化炭素（CO2）排出量は過去最高の374億トンに達するとされています。
この予測を行ったのは国際研究チーム「グローバル・カーボン・プロジェクト」で、今年の排出量は昨年から0.8％の増加が見込まれています。
特に注目すべきは、アメリカやヨーロッパでは排出量が減少している一方で、世界全体では依然として増加傾向にあるという点です。
研究チームは、このままの状況が続けば、気候変動の影響がより深刻なものとなり、破壊的な気候変動を回避する道から遠ざかると警告しています。
さらに、2015年の「パリ協定」では、産業革命前と比べて世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えることが努力目標とされていますが、研究チームはこのままのペースで排出が続けば、あと6年で1.5℃を超える可能性があると指摘しています。
このような状況は、国際的な気候変動対策の重要性を改めて浮き彫りにし、各国が協力して取り組む必要性を強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7e8b013ff159cf1e5025fdb7aba23e84cac21f19