カナダでテスラ車の火災により4人が死亡。生存者は窓を割って脱出。電気自動車の安全性が再び問われる。
この事故は、2024年型のテスラ車が高速走行中に制御を失い、ガードレールに衝突した後に起こりました。
事故直後、車両内で火災が発生し、搭乗者5人のうち4人が閉じ込められた状態で命を落としました。
生存者は20代の女性1人で、彼女は通行人の助けを借りて窓を割り、なんとか脱出することができました。
目撃者によれば、彼女は内部からドアを開けようと試みていたものの、バッテリーの影響でドアが開かず、他の搭乗者がいることに気づくこともできなかったとのことです。
この事故は、電気自動車の特性に起因しており、事故によって電源が切れるとドアを開けるボタンが作動しないことがあります。
テスラ車には手動でドアを開けるための非常ボタンが存在しますが、この機能は一般的に広く知られていないため、事故時には混乱が生じやすいと専門家は指摘しています。
現在、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)はテスラのモデルYに関連して9件の調査を進めており、予期せぬブレーキ作動や意図しない加速などの問題が含まれています。
事故の原因究明が急務となっている中、電気自動車の安全性についての議論が再燃しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7f9912244c900b4cae7dc801c7fc9ed734a8a47c
テスラ車の火災事故に関するネットのコメントでは、主に電動ドアの安全性や緊急時の対応に対する懸念が多く寄せられていました。
多くのコメントが、電源が喪失した場合にドアが開かないことや、手動での解除が難しい点を指摘し、特にリアドアの解除がほぼ不可能であることを強調していました。
また、ドアの開閉方法が複雑であることが、初めて乗る人にとっての不安要因となっているという意見もありました。
さらに、最近の車両が電子式のドアノブを採用していることに対する疑問や、緊急時において直感的に操作できる設計が求められるとの声もありました。
中には、他の車両と比較し、レクサスのように非常時にも開けやすい設計が重要であると述べるコメントもありました。
全体的に、テスラ車の設計に対する批判や、電動化が必ずしも安全性に寄与しないという意見が見受けられ、今後の改善が求められていることが明らかでした。
ネットコメントを一部抜粋
テスラ車は電源が喪失したらドアは開かなくなります。
ドアが開かないでそのまま焼死なんて想像しただけでも恐ろしい。
最近の車は外からも中からもどうやって開けるかよくわかんないドアノブが多いですね。
扉なんて100人中99人が開閉方法を分かるものにしておくのが当たり前。
非常時にドアを開けるボタンがあるなら普段からそのボタンを使って開ければいいのに。