韓国と日本の外相がAPECで会談し、国交正常化60年に向けた関係強化や北朝鮮問題について意見交換を行った。
要約すると韓国の外交部長官、趙兌烈(チョ・テヨル)氏と日本の外相、岩屋毅氏は、ペルーのリマで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議において会談を行い、両国の関係強化について意見交換を行った。
特に、来年の国交正常化60年を見据え、両国のタスクフォース(TF)が協力し、国民が実感できる記念事業を具体化することに合意した。
この記念事業は、両国間の関係を深化させることを目的としており、懸案事項を賢明に管理しながら、さらなる関係の飛躍を目指すとされている。
また、朝鮮半島出身者が強制労働させられた新潟県の「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録に関する議論も交わされた。
特に日本が開催を表明した労働者の追悼式についても話し合われ、詳細な調整が進められている。
さらに、両外相は北朝鮮のロシア派兵が地域や世界の平和に対する深刻な脅威であるとの認識で一致し、韓日及び韓米日の連携を強化することが確認された。
今回の会談は両氏にとって初めての対面での意見交換であり、今後も随時コミュニケーションを図ることで一致した。
これにより、両国の外交関係が新たな段階に進むことが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ac43fae4575e2163cf49984b22061d94f1f2fcdf