韓国の現代自動車が初の外国人CEOを任命し、副会長体制を復活。ムニョス氏が代表取締役社長に就任し、グローバル市場での競争力強化を目指す。
要約すると韓国の現代自動車グループは、2023年10月15日に重要な人事発表を行い、張在勲（チャン・ジェフン）氏を副会長に昇進させ、ホセ・ムニョス氏を代表取締役社長に任命した。
ムニョス氏が最高経営責任者（CEO）に就任するのは、同社の創業以来初めての外国人によるものであり、韓国の自動車業界においても大きな話題となっている。
張氏は2020年12月に代表取締役社長に就任し、4年で副会長に昇進した。
また、現代自動車グループは、2022年に事実上廃止された副会長体制を復活させる形となった。
ムニョス氏はスペイン出身で、2019年に現代自動車に入社し、北米地域本部長兼COOを務めていた。
さらに、現代自動車グループは、米国の駐インドネシア大使を務めたソン・キム氏をシンクタンクのトップに任命する予定で、対外協力や政策動向分析、広報活動を強化する方針を示している。
加えて、現代自動車の子会社である起亜の新たな社長には、国内生産担当の崔峻栄（チェ・ジュニョン）副社長が昇進し、物流会社の現代グロービスの社長には李圭馥（イ・ギュボク）副社長が就任する。
これらの人事異動は、現代自動車グループが国際的な競争力を強化し、グローバル市場での地位を確立するための重要なステップと位置付けられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1f0818d4b2307378f4765ef184f0bc13c7fdddba