トランプ次期大統領が国防長官にヘグセス氏を起用する意向を示すも、経験不足や差別疑惑が浮上し、適格性に疑問が寄せられている。
ヘグセス氏はアフガニスタンやイラクに派遣された元軍人でありながら、政策立案の経験が乏しいことが指摘されている。
また、彼に対する人種差別的な言動や性的暴行疑惑も報道されており、米軍組織の運営を任せることに対する不安が広がっている。
44歳のヘグセス氏は、結婚と離婚を繰り返し、現在は3人目の妻と7人の子どもと共に生活している。
彼はFOXニュースの番組司会者として知られ、トランプ氏への熱烈な支持を公言している。
さらに、彼は2020年に出版した著書で「イスラム教は平和の宗教ではない」と発言し、バイデン政権の多様性擁護政策に強く反対していることも報じられている。
AP通信によると、彼は日本に原爆を投下した米兵について「彼らは勝った。
それが何だ」と記述し、戦争における人道問題に無関心であるとされている。
このような背景から、ヘグセス氏が国防長官としての役割を果たせるのか、疑問視される声が大きくなっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/25275edbe58eec5b9c13937bcdd10ead664d036c
ヘグセス氏の国防長官起用に対するネットのコメントは、トランプ大統領の人事に対する懸念や批判が多く寄せられていました。
多くのコメントでは、トランプ氏が自己中心的な人事を行い、忠誠心を重視していると指摘されていました。
特に、軍事的な知識や国際関係の理解が不足しているのではないかという意見が目立ちました。
また、トランプ氏が軍上層部をトランプ支持者で固め、反差別的な思想を持つ人物を排除していることが、軍の士気や国防政策に悪影響を及ぼすのではないかとの懸念も示されていました。
さらに、ヘグセス氏が日本に原爆を投下した米兵についての発言が反発を招き、アメリカの歴史や国際関係に対する理解の欠如を指摘する声もありました。
こうしたコメントは、トランプ政権の政策や人事がアメリカ国内外に与える影響についての不安を反映しており、今後の国防政策に対する懸念が強まっていることを示しています。
ネットコメントを一部抜粋
軍事的知識や国際関係の認識はともかく軍から反差別的な思想者を排除してトランプ支持者で軍上層部を固めるとなれば、こういった過激な人物はうってつけの人材ということなのでしょう。
こういうのをみると、とにかくトランプは自分に忠誠を誓い、絶対にたてつかないロボットのような自立性のない人間を周りに置きたいようだ。
いよいよドナルド・トランプさんに楯突かない?平たく言えばトランプ教?の信奉者しか第2次トランプ政権の閣僚ポストには抜擢しないつもりですよねえ〜。
アメリカは大好きな国ですが、さすがにこういう言い方をされると、自分の心の奥底に眠っていた原爆投下に対するアメリカへの反発意識が、ムクっと目覚めてしまいます。
まともに軍内部に人脈がない人間をトップに据えてもお飾りになるか、トラブルばかり起こすかのどちらかなのは、日本の大臣でもしばしばあることですからね。