藤井聡太竜王が佐々木勇気八段に敗れ、竜王戦第4局は2勝2敗に。早い投了で2年ぶりの2敗目となり、次局への意気込みを語った。
試合は16日に大阪府茨木市の複合施設「おにクル」で行われ、先手の佐々木が97手で藤井を下した。
この敗戦は藤井にとって、22年度の王将戦以来2年ぶりの2敗目となり、特に午後3時45分という早い時間での投了は、彼のタイトル戦でのスピード投了記録の中でも2番目に速いものとなった。
試合の進行は、藤井が27手目で早繰り銀を進めた段階から佐々木が圧力をかけ、藤井陣に対する攻撃を展開する新手を繰り出すことで、形勢が徐々に不利に傾いていった。
藤井自身もこの局面を軽視した結果、形勢を損ねてしまったと振り返っている。
96手目を指した後、佐々木は羽織を着直し、投了の準備を始めるなど、一方的な内容であったことを認識していた。
藤井は「第5局以降、熱戦にできるよう精一杯準備したい」と意気込みを語り、次回の対局に向けての意欲を示した。
これからの対局は27日と28日に和歌山城ホールで行われる予定で、再び3番勝負の緊張感が漂う展開が期待される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/78a6f31400ab44410ed07197400bc5998e2b1cca
藤井聡太竜王が竜王戦第4局で佐々木勇気八段に敗れ、戦績が2勝2敗となったことに対して、多くのファンがコメントを寄せました。
コメントでは、藤井竜王の強さに挑む棋士たちの研究や戦略が評価され、特に佐々木八段の実力が際立っていたことが指摘されました。
藤井竜王のプレースタイルや最近の調子についても意見が交わされ、彼が過去のような強さを発揮できていないのではないかという懸念も見受けられました。
しかし、多くのファンが次局への期待を抱いており、藤井竜王が持つ底力や過去の実績から、次の対局での巻き返しを信じている様子が伺えました。
また、藤井竜王が人間であることを再認識し、負けることもあると理解するファンも多く、彼の今後の成長やライバル棋士との対局が将棋界を盛り上げる要素として期待されていました。
全体として、ファンは藤井竜王の今後の戦いに期待し、将棋界の新たな展開を楽しみにしている様子が強く感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
藤井七冠と対局する棋士は綿密な作戦を立てて尚且つ過去の棋譜分析を十分に図っているかと思われる。
このレベルのプロの凄さはアマチュアでちょっとやってる自分には到底理解できない領域ですが、それでもその藤井先生を破る凄さは少しならわかる。
元々、勇気八段は天才扱いだったけど中々才能を生かしきれていなかった。
後手番とはいえ、藤井竜王にしては珍しく終始守勢に立たされ、駒が前に伸びない将棋でしたね。
藤井さんもヒトです。
そりゃ負ける時もあるよ。
だから気にする必要ないし外野がとやかく言うことでもない。