中国と韓国の首脳が2年ぶりに会談し、北朝鮮とロシアの軍事協力問題について中国に建設的役割を求めました。習主席は対話による平和的解決を強調し、中韓の協力関係の重要性を訴えました。
要約すると中国の習近平国家主席と韓国の尹錫悦大統領は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催地であるペルーのリマにおいて、2年ぶりに首脳会談を行いました。
この会談では、尹大統領が北朝鮮とロシアの軍事協力の問題を提起し、中国に対して建設的な役割を果たすよう求めました。
特に、ロシアが北朝鮮を派兵する可能性が高まる中で、中国に対し影響力を行使するよう声が上がっています。
習主席は、関係国が対話を通じて平和的解決を図るべきだとの従来の立場を強調しました。
中国外務省によると、習主席は中韓両国が戦略的協力パートナーシップを健全かつ安定的に発展させるべきであるという見解を示しました。
両首脳は、2022年11月にインドネシアのバリ島で会談を行った後、2023年11月に米サンフランシスコでのAPEC首脳会議にて握手を交わしましたが、正式な会談はこのリマでの会議が初めてとなります。
習主席は、国際情勢が変化しても中韓は友好関係を堅持し、互恵的な利益とウィンウィンの協力を目指して取り組むべきだと述べました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d866d48b927664a507d0b71c478f7209874d2869