イーロン・マスクの愛する「DOGE」の起源とドージコインの成長を解説。柴犬から始まったミームが暗号資産に。
この略称は、マスクが政府効率化省(Department of Government Efficiency)を率いることに伴い、ドナルド・トランプの新たな政府のコスト削減の取り組みとも結びついています。
DOGEの起源は、2010年代初頭に遡ります。
千葉県佐倉市の幼稚園教諭、佐藤敦子さんが自身のブログに投稿した柴犬「かぼす」の写真が、最初のミームとして広まりました。
この写真は、困惑した表情の柴犬が写っており、ユーモラスなテキストが加えられてインターネットで人気を集めました。
特にレディットでの拡散が大きな要因となりました。
ドージコインは、2013年にビリー・マーカスとジャクソン・パルマーによって、単なるジョークとして創設されました。
この暗号資産は、オープンソースのソフトウェアプロジェクトであるライトコインから派生したもので、「みんなの暗号資産」というスローガンのもとで広まりました。
取引開始後、ドージコインは瞬く間に時価総額800万ドルに達し、2021年5月には1ドージコインが0.72ドルという最高値を記録しました。
マスクは、犬であることとそのユーモアに魅了され、長年にわたりドージとドージコインについて言及してきました。
さらに、彼の企業であるスペースXは、月探査用の小型衛星に「ドージ-1」という名前を付け、テスラやスペースXの商品購入にもドージコインを使用可能としています。
最近、ドージコインの価格はトランプ政権の勝利を受けて157%急騰し、時価総額は530億ドルに達しました。
この背景には、暗号資産市場全体の上昇があり、特にビットコインなどの価格が上昇しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2ede1769526f08c43babaa74642ef4180e9a4634
コメントでは、イーロン・マスクとDOGEに関するさまざまな意見が寄せられていました。
特に、DOGEについては他の新しい暗号通貨(GOATやPNUTなど)の理解が難しいと感じる人が多く、マスクの影響力やその行動に対する失望の声もありました。
彼の行動が権力に取り入るようなもので、以前はもっと志の高い人物だと思っていたという意見もありました。
また、保護犬かぼすちゃんが多くの人々に笑顔をもたらしたことや、その存在が保護犬の理解を深める手助けになったという感謝の気持ちが表現されていました。
さらに、個人の投資体験についても言及があり、遊び半分で購入したDOGEが思わぬ額になったというエピソードもありました。
全体として、マスクとDOGEに対する期待と失望が交錯しつつ、個々の体験や感謝の気持ちが多様に表現されていました。
ネットコメントを一部抜粋
かぼすちゃん、今年の5月で18年の生涯を終えてお空に旅立ちましたね。
DOGEはまだ分かりやすい方だけど最近出て来たGOATとかPNUTとかは分かりにくいよね。
イーロンマスクがこんな俗物だとはがっかりだ。
柴犬飼ってるからdogecoin欲しいな。
遊びで買ったらとんでもない額になってた。