韓国の全国鉄道労組が順法闘争を開始し、首都圏の地下鉄で運行遅延が発生。人員補充と基本給引き上げを求め、要求が受け入れられない場合は無期限ストライキを計画中。
要約すると韓国の全国鉄道労働組合（鉄道労組）は、2023年10月18日から「順法闘争」に突入し、首都圏の地下鉄運行に影響を及ぼしている。
順法闘争とは、勤務規定を厳格に遵守する形で行われる抗議活動で、これにより首都圏の地下鉄1号線、3号線、4号線などで運行遅延が発生している。
具体的には、午前8時の時点で39本の列車が予定時刻より5～20分遅れて運行されており、韓国鉄道公社（コレール）は「労組の怠業が原因」と説明している。
ただし、高速鉄道（KTX）や一般列車は通常通り運行されている。
鉄道労組は、不足している人員の補充や基本給の引き上げを求めており、これに対して公社側が要求を受け入れない場合、来月初めに無期限のストライキを実施する意向を示している。
鉄道公社は、非常輸送対策本部を設立し、対応体制を整えた上で「法令に反する行為があれば厳正に対処する」との方針を打ち出している。
労組の動きが今後どのような影響を及ぼすか、注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/de8ca91ab8f1c0b8a90094faee12566164253d65