サムスン電子が器興で新たな半導体研究開発団地「NRD-K」を設立し、2030年までに20兆ウォンを投資。技術革新と競争力強化を目指す。
この施設は、サムスン電子が未来の半導体技術を先取りするために建設中であり、面積は10万9000平方メートル、2030年までに総額20兆ウォン（約2兆2162億円）が投資される予定だ。
全永鉉副会長は、NRD-Kを通じて次世代半導体技術の基礎研究から製品の量産までの好循環を確立し、開発速度を大幅に向上させると述べた。
器興キャンパスは、サムスン電子が1974年に韓国半導体を買収し、1983年に本格的に半導体事業を開始した場所であり、同社はその後10年でメモリー半導体市場で世界トップに躍り出た。
サムスンの革新は、3次元垂直構造V-NANDや12ナノメートル級DRAMなど、数多くの技術革新を生み出してきた。
NRD-Kは、メモリー、システム、ファウンドリーなど、半導体の全分野における研究の中心地となり、根源的技術研究から製品開発までを一元化するインフラを備える計画だ。
これにより、サムスンは研究開発と量産のシナジーを最大化し、技術リーダーシップを取り戻すことを目指している。
最近、同社は四半期ベースで過去最大の8兆8700億ウォンを研究開発に投資したことも発表しており、半導体分野での競争力を強化する意向を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e5014f5cfbf5046cb1c93f7110b505820e80f7f4
サムスン電子が新たに半導体研究開発団地を設立するというニュースに対して、多くのネットユーザーが様々な意見を述べました。
コメントの中では、韓国企業全般が大規模な投資を行っているものの、基礎研究や技術の継続的な育成が不可欠であるとの指摘がありました。
過去の栄光に戻るためには、日々の努力が必要であり、単発の投資では効果が薄いという意見が強調されていました。
また、サムスンの株価が大きく下落していることに触れ、個人投資家への投資促進策としてこのニュースが利用されているのではないかと疑問を呈する声もありました。
さらに、自社製のスマホが主要顧客であるにもかかわらず、他社製品を使用している点についての批判もありました。
半導体サプライチェーンから外されているとの懸念や、基礎が不十分な状態での新たな投資が無駄になる可能性を指摘するコメントもあり、全体として韓国の半導体業界に対する不安や懸念が色濃く表れていました。
技術の習得に関する過去の事実を踏まえ、日本からの共感が得られにくいという意見もあり、歴史的な背景が影響していることが示唆されました。
ネットコメントを一部抜粋
サムスンだけに限らず、韓国の企業って最大規模の投資をしたとか言うけれど。
過去の栄光の時代に復活するって言うのは、日々の積み重ねがあってできる物。
株価が落ちる業界程、この様な株価誘導記事がわんさか出てくる。
基礎が出来て無いのに今更では？
日本の技術者から詐欺まがいのやり方で技術を習得しておいてよく言うよ。