北陸新幹線の小浜・京都ルートに対し、京都府議会自民党から反対意見が出ており、ルート変更の要望書が提出された。事業費の膨張や工期の延長が問題視され、内部での混乱も見られる。
要約すると北陸新幹線の「小浜・京都ルート」に関する議論が再燃している。
福井県小浜市では、2025年度の着工を目指す小浜・京都ルートの早期実現を求めるシンポジウムが開催され、与党整備委員会の西田昌司委員長は「日本海側を通るルートが必要」と訴えた。
一方で、京都府議会の自民党会派からは「小浜・京都ルートに反対する声」が上がり、米原ルートへの変更を求める要望書が提出された。
この要望書では、事業費が最大5.3兆円に膨らみ、工期も最長28年に伸びることが問題視されている。
府議団内では要望書の内容に対する混乱が見られ、再提出された文書には「ルート変更」の文言が後退したとの指摘もある。
小浜市は50年以上新幹線の開通を待ち望んできたが、内部分裂の危機が浮上している。
地域の期待と府議会の反発が交錯する中、果たして小浜・京都ルートは実現するのか、今後の動向が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/154581d1873257d8acbf6cf4969a47d49c1c7468