夫の態度に疲れた妻が無視した結果、モラハラの可能性を弁護士に相談。精神的暴力の定義や判断基準が解説される。
相談者は、夫が自分の話を聞かず、喧嘩になると「俺は悪くない、お前の捉え方が悪い」と責任を転嫁する態度にうんざりし、時には無視することもあると述べています。
特に、出産後の里帰り中に夫が示した無理解や感謝の欠如が、彼女の心に深い傷を残しました。
夫は「親が子どもの面倒を見るのは当然」と考え、妻の親に感謝する必要はないと主張していたため、相談者はその態度に疲れ果ててしまったのです。
弁護士ドットコムに寄せられたこの相談に対し、離婚問題に詳しい柳原桑子弁護士は、夫の言動がモラルハラスメント(モラハラ)に該当するかどうかを解説しています。
モラハラとは、言葉や態度によって相手の人格や尊厳を傷つける精神的な暴力を指します。
相談者の夫の言動にはモラハラの要素があるものの、具体的な状況によって判断が異なるため、断定はできないとしています。
また、相談者が夫を無視する行為についても、夫の言動に基づくものであればモラハラとは言えないとの見解を示しています。
このように、夫婦間のコミュニケーションの重要性や、精神的な虐待の見えにくさについて考えさせられる内容となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7abd30f4c620c6ed90749bb4d4b0d43f69292200
コメントの内容では、夫のモラハラや妻の無視に関する多様な意見が寄せられました。
多くのコメントが、夫婦間の問題に対して離婚を勧める内容であり、特に女性側の視点が強調されていました。
ある読者は、夫に無視されることがやむを得ない状況を正当化する記事の内容に疑問を呈し、離婚の選択肢が軽視されていると感じていました。
また、モラハラの被害を受けている場合は、心身の健康を守るために離れるべきだという意見もありました。
具体的な証拠を集めることや、コミュニケーションの重要性を訴える声もあり、録音や記録を残すことが推奨されていました。
さらに、婚姻の選択における自己責任についての意見もあり、相手をよく理解せずに結婚することが問題視されていました。
全体的に、夫婦間の対話や理解を深めること、そして必要であれば離婚を選択することが重要だという意見が多く見られました。