中国版インスタグラム「小紅書」が旅行者に新たなスポットを提供し、旅行スタイルを変化させています。
要約すると中国版インスタグラムとも称される「小紅書」は、旅行業界において大きな変化を引き起こしています。
特に、中国本土から香港を訪れる観光客が、地元の人々があまり訪れないような隠れたスポットを発見する手助けをしています。
例えば、ケネディタウンにあるバスケットボールコートは、香港のスカイラインを一望できる場所として、中国人観光客に人気を博しています。
旅行者たちは、小紅書の情報を元にこのようなスポットを訪れることが多く、アプリは彼らの旅行スタイルを変革しています。
小紅書は、旅行に関する情報を網羅しており、他の旅行アプリでは得られない情報量を誇ります。
特に、14億人が住む中国において、このプラットフォームは旅行アプリ市場を独占しており、アジアはもちろん、世界中の旅行者に影響を与えています。
西洋人旅行者が訪れないような場所が、中国人旅行者にとっての人気スポットとなる例も増えています。
デンマークのコペンハーゲンでは、人魚姫の像やチボリ公園ではなく、静かな住宅街にある「ブラック・スクエア」が注目されています。
また、日本の鎌倉にある踏切も、小紅書を通じて中国人ファンが集まるようになりました。
小紅書のユーザーのほとんどは中国人であり、投稿は主に中国語で書かれているため、その情報は中国国内に留まりがちです。
このため、中国以外で小紅書の影響を受ける旅行者は少なく、アプリの内部での情報交換が主流となっています。
こうした背景から、小紅書は旅行業界において新たな潮流を生み出しているのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1755f1262afa89be7c6d115db90387ac0b0e9fb3