セブン‐イレブンが約40万人の給与明細をペーパーレス化し、業務効率と利便性を向上させました。
この新しいシステムにより、毎月約40万人の店舗従業員の給与明細がペーパーレス化され、従来の紙ベースでの配布から脱却します。
これまで、従業員の給与明細は各店舗に配送され、オーナーや店長が手渡しで配布していましたが、この方法では配布の手間や退職者への郵送、再発行の依頼などが煩雑でした。
また、給与明細の印刷や配送にかかるコストや環境への影響も課題となっていました。
新たに導入された「Hi-PerBT モバイル帳票」では、給与明細が給与計算後に自動でクラウド上にアップロードされ、指定された配信日に従業員に通知される仕組みになっています。
これにより、オーナーや店長が給与明細を手渡す必要がなくなり、退職者への郵送や再発行手続きも不要となりました。
業務担当者は、従業員の閲覧状況をリアルタイムで把握できるため、問い合わせへの迅速な対応が可能になります。
また、従業員は給料日に店舗に行かずとも、自分のPCやスマートフォンから給与明細を確認できるようになり、利便性が大幅に向上しました。
このように、セブン‐イレブンのペーパーレス化は、業務効率の改善と環境への配慮を両立させる重要な一歩となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/67c1b351fdd2b4b388f2da45ad280d4e6e28733b
セブンイレブンが給与明細のペーパーレス化を進めたことに対し、コメント欄では様々な意見が寄せられました。
まず、ペーパーレス化によって業務効率が向上するという期待がありましたが、初期設定の手間やセキュリティ対策としてのワンタイムパスワードの登録が煩雑であるとの声が多く見られました。
特に、年配の従業員にとっては、従来の紙の明細が必要だという意見があり、システム変更に対する抵抗感が強いことが伺えました。
また、店舗では高齢者が一定数いるため、スマホやPCを使えない人への配慮が不足しているとの指摘もありました。
実際、紙の明細を印刷して渡すケースもあり、オーナーがそのコストを負担することに対する不満が表明されていました。
経費削減が目的のペーパーレス化が、結果的にオーナーの負担を増やしているとの意見もありました。
さらに、システムの使い勝手の悪さから、実際には全員分を店舗で印刷せざるを得ない状況が続いているとのコメントもありました。
このように、ペーパーレス化の導入が必ずしもスムーズに進んでいるわけではなく、全体的に不満や疑問の声が多かったことが印象的でした。
最後に、時代の流れとしてペーパーレス化が求められる中で、実際の運用面での課題が残っているという現実が浮き彫りになりました。
ネットコメントを一部抜粋
セブンイレブンが未だに自社で紙の明細を支給していたのは驚きました。
年配の方は以前のように紙で出して欲しいと言っていました。
ペーパーレス化して自分たちの経費は節約して、そう言う人たちへの対応は、オーナーが紙代出して対応してる。
このシステム、使い勝手が悪すぎで、うちの店では1人しか使えていません。
今更ですかと言った感じの記事ですね。