イーサリアムが資金ローテーションで上昇し、ビットコインは失速。投資家はリスクの高い暗号資産に資金を移動させ、イーサリアムの短期的な好調が期待されています。
11月25日、イーサリアムは24時間で4%を超える上昇を示し、一方でビットコインは1.5%下落し、9万5000ドルを割り込みました。
市場全体のベンチマークであるCoinDesk 20 Indexも0.5%の上昇を記録しました。
この動きは、米大統領選でのトランプ氏の勝利以降、ビットコインが大幅に上昇したものの、最近は足踏み状態にあることが影響していると考えられます。
投資家たちは、ビットコインからより小規模でリスクの高い暗号資産へ資金を回転させる動きが見られ、イーサリアムとビットコインの比率(ETH/BTC)は21日に0.0318まで下落した後、15%上昇し、現在は0.3660に達しています。
デジタル資産ヘッジファンドのQCPは、市場がビットコインの価格が12月まで横ばいになると予想し、注目がイーサリアムに移ると述べています。
また、オプション市場ではイーサリアムのリスク・リバーサルが短期的なコールに偏っており、ビットコインは2024年以降の入札が増加しています。
これは、イーサリアムが短期的に好調なパフォーマンスを示すとトレーダーが期待していることを示唆しています。
さらに、米国上場のイーサリアムETFは流出が続いた後、ブラックロックのETF「ETHA」に9900万ドルの流入があり、22日には純流入に転じています。
イーサリアムはビットコインに対して反発の構えを見せており、今後さらなる上昇が期待されています。
暗号資産トレーダーのPentoshi氏は、先週のローソク足がトレンドの反転を示しており、ここが底値で短期的な反転が起こる可能性が高いと述べています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5a4d360ac117e5a70f8322f61d57facee81c0d8b
コメントでは、イーサリアムの価格上昇とビットコインの失速に関するさまざまな意見が述べられました。
多くの投資家が、現在の市場の動きについて冷静に分析しており、特に「調整」という言葉を使って、短期的な価格変動を過度に心配しない姿勢が見受けられました。
一部のコメントでは、ロングポジションを持つことが価格上昇の妨げになっているとの意見もあり、85000ドルまで下がることを望む声もありました。
また、1月20日を前にさらなる価格調整を期待するコメントもあり、買い増しのチャンスと捉えている投資家もいました。
さらに、ビットコインに関しては、失速を単なる調整と捉え、今後の復活を期待する意見も多く見られました。
全体的に、短期的な価格変動に対して楽観的な見方を持ち、長期的な投資戦略を重視する姿勢が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
むしろロングが邪魔で上がれないので85000$位まで下げてくれるとありがたいまである(笑)
どっちもまだまだ上がるんだからどっちも買っておけば良いんだよ
むしろ1月20日を前にもっと盛大に大暴落してくれ
これで暴落来るとかバブル終了とか言ってる人は投資やめたほうがいいよ。
ビットコインはまた復活するような気がするな。