アメリカやロシアの情報機関が公開情報を元に情報分析を行う手法、OSINTの重要性を解説。信頼性の問題もあるが、情報には隠せない真実がある。
特に、公開情報インテリジェンス(OSINT)の重要性とその活用方法に焦点が当てられています。
小泉悠氏によると、インテリジェンス大国の情報機関でさえ、90%以上の分析はOSINTに依存しているとのことです。
OSINTは、分析対象国が公表している出版物や公刊資料を利用する手法であり、誰でも手軽に取り組むことができるため、情報分析の基礎として非常に有用です。
しかし、メディアが報じる情報には信頼性の問題があるため、情報を鵜呑みにすることはできません。
過去の事例として、第二次世界大戦中の日本の大本営発表が挙げられています。
この発表は、実際には事実を隠すために誇張されていたものの、完全に虚偽とは言えず、一定の真実が含まれていたことが示されています。
つまり、情報には隠しきれない部分があり、それを見極めることが情報分析の鍵となります。
結論として、OSINTは情報分析において重要な手段であり、その活用によってより深い理解が得られる可能性があるとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/27ea52008be914ae9a4f73ce06801c0418241c15
コメントでは、公開情報を活用した情報分析の重要性についての意見が多く寄せられました。
多くの人が、仕事において公開情報が9割以上を占めると述べており、他者からの情報をネタにして新たな情報を見つけ出すプロセスが重要であることが強調されていました。
特に、情報をユーザーに提供する際には、様々な情報を組み合わせて使う工夫が必要だと感じている人が多いようです。
また、情報を提供することに喜びを感じる一方で、その活動が経済的な利益に結びつかないことに悩む声も上がっていました。
さらに、政治の不安定さが仕事に影響を与えることも指摘されており、目標時給を設定することが勧められている点も印象的でした。
加えて、情報分析においては表面的な情報だけでなく、隠れた情報を炙り出す技術や、人間の心理に基づく情報漏洩のメカニズムについても言及されていました。
全体として、公開情報を活用した情報分析は多くの人にとって重要なテーマであり、様々な視点からの意見が集まっていたことが分かりました。
ネットコメントを一部抜粋
私も仕事に使うのは公開情報が9割以上で、人からの情報はネタとして追加で調べたり、そこからまた新たな情報を見つけたりという感じですね。
確かに昔ながらの換置式暗号を解読する際、出現する文字の分布から元の文字を推知する方法があるし、未解読文字の文章を頻度分析したら全ての文字がランダムに出現していたから自然言語ではあり得ないことがわかった、みたいな事例もある。
ジェフ・バクスターというロックギターの人が軍事アナリストになって共和党の顧問もやったというからこういうことなんだろう。
日本にはこういうことをバカにするようなオタクもいて平和な国だと思うよー。
確かに、人間は自分は凄いだと言いたいからね。