コクヨと戸田市が共同でPBL教室の実証プロジェクトを開始。多様な学び方に対応した教室環境を整備し、2025年まで効果を検証。
要約するとコクヨ株式会社は埼玉県戸田市教育委員会と協力し、戸田市立美谷木小学校において課題解決型学習(PBL)を支える教室環境の実証を開始しました。
このプロジェクトは、PBL教室に必要な要素を詳細に検討し、メディアルーム(PC教室)を改装する形で進められています。
具体的には、コクヨの「Anywayシリーズ」の家具、テクノホライゾン製の電子黒板、モバイルディスプレイ、Creality 3D製の高速3Dプリンタ、Aver製のAI追尾カメラ、アバロンテクノロジーズ製のソフトウェアが導入され、PBL教室としての機能が整備されました。
この教室は、授業の種類や目的に応じてレイアウトを自由に変更できる設計が特徴で、プロジェクト型のグループワークや個別学習、プレゼンテーションなど多様な授業スタイルに対応可能です。
実証期間は2024年10月下旬から2025年3月末までで、複数の学年や教科での授業実践を通じて、児童の学びの効果や教職員の授業スタイルへの影響を検証する予定です。
戸田市は子育て世代が多く住む地域として教育に力を入れており、地域、学校、家庭が一体となった教育改革を推進しています。
このプロジェクトは、令和3年度から令和7年度の「第4次戸田市教育振興計画」の一環として実施され、児童が主体的に学ぶ力や挑戦力を育むことを目指しています。
実施機関は埼玉県戸田市教育委員会で、コクヨ株式会社や富士電機ITソリューション株式会社が参画しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2ce770f7225f35435c8afbb81f5a1053c8cea672