釜山国際映画祭で閉幕作『Spirit World』が上映され、カトリーヌ・ドヌーブと堺正章が共演。撮影秘話や和菓子の差し入れエピソードも紹介され、作品のテーマや意図が語られた。
要約すると第29回釜山国際映画祭の閉幕作『Spirit World』が注目を集めている。
この映画は、シンガポールの映画監督エリック・クーが手掛け、フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブが主演を務めている。
映画祭の記者会見では、監督が自身の初作品が釜山国際映画祭で上映されたことを振り返り、息子が脚本を担当したことにも触れた。
映画『Spirit World』は、シャンソン歌手クレア(ドヌーブ)と彼女の熱心なファンユーゾー(堺正章)が死後の世界を共に体験するストーリーで、コロナ禍の閉塞感を反映した作品でもある。
エドワード・クーは、脚本を書く際に感じた喪失感や助けを求める気持ちを基にしたと語り、映画を通じて生きる意味を考えさせる意図を明かした。
また、撮影現場の雰囲気について、堺正章は言語の違いに不安を覚えたものの、心の通じ合いを感じたと述べた。
さらに、風吹ジュンは堺からの和菓子の差し入れがドヌーブに喜ばれたことを明かし、楽しい撮影ができたと語った。
エリック・クー監督は、ファンと歌手が同日に亡くなるというテーマに特別な意味を持たせ、希望を伝えるメッセージを込めたと強調した。
釜山国際映画祭の閉幕式は11日午後6時から行われ、映画の殿堂で華やかに幕を閉じた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe9696900d9060ee7e72eb57272655a41a6a9547