韓中合同の犯罪組織がSNSを利用してロマンス詐欺を行い、約13億円をだまし取った事件が発覚。釜山警察が摘発し、組織員を逮捕しました。
要約すると韓国の釜山警察庁が、SNSを利用したロマンス詐欺を行っていた韓中合同の犯罪組織を摘発しました。
この組織は、韓国系の外国人女性になりすまし、男性に接近して恋愛感情を抱かせた後、仮想通貨投資などの偽サイトに誘導し、8カ月間で122億ウォン(約13億4000万円)をだまし取っていました。
警察によると、今年1月から8月にかけて、20代から30代の韓国人を中心に組織員を募集し、カンボジアとラオスに連れて行き、84人から金銭を奪った疑いがあります。
犯行グループは、SNSに韓国系外国人女性の写真を掲載し、1週間以上にわたって関係を築いた後、偽サイトに会員登録させ、暗号資産や金先物取引などに投資させていました。
被害者は100万ウォンから最高で20億ウォンを投資したと報告されています。
警察は、被害者の年齢層は20代から70代までと幅広く、ほとんどが男性であると説明しています。
調査の結果、組織は詐欺で得た金額に応じて組織員にボーナスを支給したり、罰金を科したりしていたことが判明し、豪華な生活を送っていたことも明らかになりました。
警察は今年4月から捜査を開始し、現在までに20人の組織員を逮捕し、行方を追う6人を国際手配しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/13596f3fa664ec5c098b5f3342cf30cba26361b6