FIAの幹部が相次いで離脱し、F1レースディレクターのルイ・マルケスがFIA F2も兼任することに。ティム・メイヤーの解任も明らかに。
これは、FIA F2の副レースディレクターであったジャネット・タンがFIAを離脱したためです。
マルケスは、カタールGPから残る2戦でF1とFIA F2の両方のレースディレクターの役割を果たさなければならず、特にカタールGPはスプリントフォーマットで行われるため、彼にとっては非常に過酷なスケジュールとなります。
マルケスのサポート体制として、現場スタッフが4人配置され、トラックリミット違反の検出や各種管理業務において技術部門とIT部門からの支援が受けられることになっています。
また、FIAはリモートオペレーションセンターの強化を進めており、レースウイークエンドには4~6人のチームがサポートに入ります。
さらに、F1スチュワードとして15年間のキャリアを持つティム・メイヤーが解任されたことも明らかになりました。
この解任は、アメリカGPで発生した観客侵入事件に関与しているとされています。
メイヤーは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)での罰金に関連する控訴に関与しており、これが解任の一因とされているようです。
FIAの幹部の離脱が続く中、今後のレース運営にどのような影響が出るのか注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1731473ca64a6a06e1999ce81310afb81b43fa69
FIAの幹部離脱がF1運営に影響を及ぼす中、マルケスがF1とF2の両ディレクターを兼任することになりました。
メイヤーのコメントによると、COTAでのFIAの判決に対して控訴は行わなかったものの、判決文における主催者の過失に関する修正を求めたところ、スレイエムがその内容を知り、利益相反を理由にメイヤーを解雇したとのことです。
このような内部の混乱に対し、F2の新任ディレクターも稼働前に退職してしまい、マルケスが2つの役職を兼任する事態となりました。
スレイエムの任期が残っているにもかかわらず、彼にも早期退任を望む声が上がっていました。
FIAの運営に対しては、内外からの敵を作っているとの指摘があり、組織の運営が難しくなるのではないかという懸念も表明されました。
とはいえ、F1自体は続いていくという意見もあり、今後の展開に注目が集まっています。
ネットコメントを一部抜粋
メイヤーのコメント見たけど、COTAでのFIAの判決自体には控訴してない。
F2の新任ディレクターも稼働前に退職した為、マルケスが両ディレクター兼任するはめになる。
内にも外にも敵ばかり作ってるな。
ベンスレイエム辞めないか?
それでもF1は続いていくんです。